はじめに
こんにちは!ドラマーの辻川郷です。ファンクセッションの定番曲のリズムパターンを解説していきます。
第一回目はMaroon5の「Sunday Morning」です!
このブログの一番最後に解説動画がありますので、動画から見たいという方はそちらをご覧ください。
ハイハットのパターン
ハイハットはこのようなパターンです。
この曲はハーフタイムシャッフルに分類されると思いますが、いわゆるTotoのRossanaやスティーリーダンのBabylon Sistersのような完全に3連のノリがある感じではありません。
なので、2拍目と4拍目の16分音符を完全な3連符の真ん中抜きで演奏してしまうとちょっと固い感じの演奏になってしまいます。かといって完全な16分音符でもありません。手首のダウンアップで少々粘っこい絶妙なシャッフル感を出します。この粘っぽさもあまり出しすぎると往年のファンクチューンみたいになってそれもまた違います(笑)3連と16分とシャッフルの中間を狙います。もはや中間じゃないけど(笑)でもそういうニュアンスですね。
8分音符でレガートするような感じです。これかなりヒントですね(^^)
スネアのパターン
スネアは2拍目と4拍目に入れます。普通の8ビートのパターンです。ハイハットと一緒に演奏してもズレたり身体に力が入ったりしないようにスムーズに叩けるように練習しましょう。
バスドラムのパターン
この曲のバスドラムはあまり他では見ないパターンです。
ハイハットのパターンと同じで、1拍目と3拍目の8分音符をシャッフルさせます。
これもハイハットと同じで完全なシャッフルでも3連でも16分でもない感じです。絶妙な粘っこさを出しましょう。ヒール&トゥーテクニックを使うとニュアンスが出しやすいです。これもかなりヒントですね(^^)
ドラムセットで演奏する
あとはハイハット、スネア、バスドラをセットで演奏してみましょう。このようになります。
この曲でしか聞いたことがない独特のグルーヴですねー(^^)ちなみにピアノは常に16分音符4つ目でシンコペーションしてます。ベースはバスドラとほぼずっとシンクロしてます。バンドで演奏するときはその辺のタイミングも意識しながら演奏するとこの曲の持つオシャレで独特のファンク感を表現できると思います。
終わりに
今回はMaroon5のSunday Morningのドラムパターンについて書きました。独特のパターンで少々習得に手こずるかもしれませんが、ハマったときの気持ちよさは格別ですよ(^^)是非チャレンジしてみてください。