
もくじ
はじめに
こんにちは!ドラマーの辻川郷です。YouTubeにトラヴィスバーカーのフレーズ解説動画のパート2をアップしましたので是非ご覧ください。
今回もパート1に続き、4曲分のフレーズを解説します。
ちなみにPart1の記事はこちらになります。こちらの記事ではAll The Small Thingsのフィル、Anthem Part 2のリズムパターン、Reckless Abandonのフィル、Alwaysのリズムパターンを紹介しています。こちらも是非ご覧ください(^^)
今回紹介した楽曲たち
今回紹介した楽曲を紹介します。今回もblink-182から4曲選びましたが、YouTubeのコメント欄見てると案外Box Car RacerやTransplantsなど、トラヴィスのサイドプロジェクトも根強い人気であることがわかります。機会があればそちらもコピーして紹介したいですが、案外僕はそっちのほう通ってないんですよね。。。笑 でも機会があればコピーしたいです。
"Ghost On The Dance Floor"のドラムソロ
これはフルで完コピしました。合計20小節のドラムソロです。Sandiestの曲でもオマージュして使っています。シングルストロークしか使ってないのでテクニック的にはそこまで難しくないのですがなんせ速い。移動のテクニックとバスドラムを4つ打ちし続けながらそれをやる4ウェイインディペンデンスの能力も求められます。3:00~からのドラムソロです。
"Reckless Abandon"の間奏パターン
この曲はパート1でピックアップフィルを紹介しましたが、今回は間奏のリズムパターンを紹介しました。これがまたすごいパターンで、とにかく間が空くと何かをやってくれる、トラヴィスはそんなドラマーですね。トラヴィスの影響を受けた僕も完全にそのタイプです。間を楽しむというよりは間を埋め尽くすタイプです(笑)
さて、このパターンですが、最初聴いたとき全く意味が分かりませんでした。テクニック的には相当詰め込まれてます。バスドラのパターンが難しいこと、シンバルを叩き分ける技術が要ること、速いテンポで32分音符でダブルストロークが叩けること、いくつもの高度な技術が必要になります。2:04~からです。
"Going Away To College"の間奏パターン
初期の名作"Enema Of The States"の一曲です。間奏のパターンというかフィルというか、まあ長いフレーズです。トラヴィスがマーチング出身で、高度なルーディメンツの技術を持っていることはパート1でもお話しましたが、これも初めて聴いたときぶっ飛びました。まだドラム始めたての中二男子が聴くには刺激が強すぎました(笑)「人ってこんなに速く長く連打できるん?」と思いました。ただのシングルストロークでアクセントをつけているだけなのですが、粒立ちがバグっています。今の編集技術ならさておき、このアルバムが発売されたのは1999年です。是非聴いてください。2:18からです。
First Dateのフィルイン
この曲も有名ですね。冒頭のフィルイン。勝手な想像ですが、この曲も多分トムとマークに「トラヴィス、何か目の覚めるようなかっこいいフィルをこの曲の最初に入れてくれよ」と言われたのではないでしょうか(笑)思いつきそうで思いつかない、そんな名フィルだと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。名曲、名フィル、名リズムパターンだらけなトラヴィス・バーカーは僕が世界一大好きなドラマーです。これからもトラヴィスのドラムについて熱く語っていきたいと思います。よろしければチャンネル登録をよろしくお願いします(^^)