シングル、ダブル、アクセント移行の重要性 -シングルストローク、ダブルストロークについて-
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はじめに

こんにちは、ドラム講師の辻川郷です。

今回は2部に分けてシングルストローク、ダブルストローク、アクセント移行の重要性について説明します。まずはシングルストロークとダブルストロークについてです。

シングルストロークとダブルストローク

シングルストロークはRLRLRLRLのように左右交互に(オルタネイトで)叩く叩き方です。

ダブルストロークはRRLLRRLLのように右2打、左2打のように左右2打ずつ叩く叩き方です。

アクセント移行というのは強い音(強拍)と弱い音(弱拍)を叩き分けることで、それを移動していくという考え方です。

どんなに難しく見えるルーディメンツやフレーズだったとしても、この三つの基本が出来ていれば何も怖いものはありません。それくらいドラムを演奏する上でこの三つは大事なのです。
(注※ルーディメンツとはドラムの演奏に必要な基礎奏法集です)

ロールを練習するときに最も重要なこと

結論から言います。ロール系ルーディメンツを演奏するときに最も重要なのは「一定のテンポで、一定の音量で、一定の音質で、一定時間演奏する」ことです。

ドラムや音楽に興味の無い人でも「ドラムロール」という言葉を一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか?一般的に有名なドラムロールは「バズロール(Buzz Rolll)」と言います。「正解は、、、(ザーーーーーーッジャンッ!!)○○です!!」の「ザーーーーーーーーーー」の部分です(笑)
シングルストロークとダブルストロークも正式名称は「Single Stroke Roll」「Double Stroke Roll」と言い、どちらもロール系ルーディメンツに入ります。
そもそもこのRollという言葉の意味は「転がる」や「回転する」などの意味です。転じてドラムにおいては音と音がどんどん連なりコロコロと転がっていくようなイメージです。

これを僕なりに噛み砕いてみますと、ロールとは「一定のテンポで、一定の音量で、一定の音質で、一定時間演奏することで得られる、音と音がどんどん連なりコロコロと転がっていく感覚」だと思います。この感覚を得ることが音楽的なシングルストローク、ダブルストロークを獲得するのに大事なことです。

結論

ここでもう一度結論を言います。
シングルストロークロール、ダブルストロークロールを演奏するときに最も重要なのは、コロコロ転がる感覚を得るために「一定のテンポで、一定の音量で、一定の音質で、一定時間演奏する」することなのです。では具体的にどのように練習すればこのようなシングルストローク、ダブルストロークが叩けるのか?それはまたブログに書きます(笑)それでは今日はこの辺で(^^)

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